内視鏡下椎間板切除術:内視鏡下に脱出した椎間板ヘルニアを切除する方法。
1997年にFoleyとSmithらにより開発・発表され、2001年ころ日本に入ってきてきた。現在もっとも普及しているのはMedtronic Sofamor Danek社のMETRx Systemである。直径16mmまたは18mmの円筒形の筒を背中に設置して、その中に内視鏡であるカメラをいれて手術を行う。カメラに映し出された手術部位の映像をモニター確認し、神経をよけて飛び出た髄核(ヘルニア)を摘出するといった方法である。
脊椎内視鏡下手術では、術後の腰痛や出血が少ないため早期の離床とリハビリが可能となる利点がある。